Exhibition
2020.10.23 - 12.4
Omar Victor Diop
MASU MASU MASUGATA展
10月23日(金) – 12月4日(金)まで、渋谷店3階にて、セネガル出身のアーティスト Omar Victor Diop(オマー・ヴィクター・ディオプ)が今年9月の“KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭”にて京都の出町枡形商店街で初出展したポートレートシリーズ“MASU MASU MASUGATA”の展示をおこないます。
同期間、青山店2階にあるアニエスベー ギャラリー ブティックではセルフポートレートシリーズ“DIASPORA”展を開催。
ディオプとアニエスベーは、彼のパリでの展示をきっかけにかねてより交流があり、パリのギャラリー デュ ジュールで行ったマリック・シディベとの展示への参加など様々な形で親交を深めてきました。
今年の“KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭”でもアニエスベーがその展示をサポートしています
渋谷店で展示される“MASU MASU MASUGATA”シリーズは、2019年に1か月弱滞在した京都の出町枡形商店街で、商店街で働く店主と商品などを取材しコラージュしたポートレート作品です。歴史的な遺産や高齢者・先祖へ敬意をテーマにした作品の多いディオプにとって、職人の技術に対しても深い思い入れを持っていることは当然のことであり、その中で商店街の人々との対話を通し制作された作品が、今回の展示のためにリプリントされます。
今回の『MASU MASU MASUGATA展』はKYOTOGRAPHIEの制作により実現しました。
【Omar Victor Diop “MASU MASU MASUGATA”】
会期:2020年10月23日(金) – 11月15日(日)
会場:アニエスベー 渋谷店 3F
11:00 – 20:00
※MASU MASU MASUGATAシリーズは非売品となります。
【Omar Victor Diop “DIASPORA”】
会期:2020年10月23日(金) – 11月15日(日)
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック
13:30 – 18:30 (月・休)
※DIASPORAシリーズを展示・販売します。
Omar Victor Diop | オマー・ヴィクター・ディオプ
1980年セネガルの首都ダカール生まれ。活動当初より、オマーは現代のアフリカ社会とライフスタイルの多様性を本質的に捉える手段として、写真とデザインに特化した作品を制作。2011年にマリのバマコで開催されたバマコ写真ビエンナーレ(アフリカ)のパン・アフリカン展で取り上げられ、自身初のコンセプチュアルプロジェクトである「Fashion 2112, le Futur du Beau」の成功により、2012年、彼は写真に表現の主軸を置くようになった。現在ダカール在住。美術、ファッション写真、広告写真など幅広い分野で活動し、自らの写真を衣装デザイン、スタイリング、創造的な執筆などの他の芸術形態と融合する表現を得意とする。アニエスベー Fall/Winter 2015-2016のランウェイにも登場。